トッテナム・ホットスパーのスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキが、2025年春に右膝手術後の長期離脱を経て、1年半ぶりに公式戦に復帰しました。2024年3月20日の第7節コヴェントリー戦で526日ぶりに登場し、翌3月25日の第8節チェルシー戦では終盤に短時間ながらピッチに立ちました。クラブ公式チャンネル『Spurs Play』で語った彼は、復帰までの苦難と回復プロセスを詳細に振り返りました。
クルゼフスキは、手術後のリハビリが思ったよりも長く、階段を上ることさえできない日々を経験したと告げました。彼は「もしうまくいかなかったらどうするか」という不安と、サッカーを続ける決意の間で揺れ動いていたと語ります。クラブがヨーロッパリーグ制覇を祝うパレードでは、トイレに歩いて行くことさえできず、最も辛い瞬間だったと明かしました。
復活の転機は、スウェーデンの理学療法士との出会いでした。療法士は彼の神経系を変え、痛みの感覚を変容させたと述べ、痛みが軽減したことで妻に「もう大丈夫だ」と報告したと語ります。彼は痛みは残っていたものの、脚のコントロールが回復し、夏から本格的なトレーニングに取り組み始めました。毎日少しずつ改善し、足を引きずることも減少したと述べています。
クラブ側もクルゼフスキの回復に感心し、短期間で強くなったことを評価しました。かつて「サッカーができないだろう」と言われていた彼は、わずか数週間で実際に良いプレーができるようになったと語ります。さらに、スウェーデンの大先輩ズラタン・イブラヒモヴィッチもリハビリを勧め、彼の復活を支援したと述べました。
クルゼフスキは現在、体と向き合いながら完全復活への意気込みを示しています。彼は「1年間努力してきたから不安はない。準備ができている」と語り、膝も強化されていると自信を語りました。今後はスパーズの攻撃の中心として再び貢献することを目指し、チームとともに新たな挑戦に臨む準備が整ったと言います。
