2026年のバロンドール授賞式がロンドンで行われ、バイエルン・ミュンヘンに所属し、イングランド代表のフォワード・ハリー・ケインが初受賞を果たした。ケインは昨シーズン、ブンデスリーガで36ゴールを記録し、3年連続で得点王に輝いたほか、全公式戦で61ゴールを挙げ、国内外で圧倒的な活躍を見せた。さらに、FIFAワールドカップ2026では6ゴールを挙げ、イングランド代表をベスト4へ導いた。こうした実績が評価され、同年のワールドカップ優勝者であるレアル・マドリードのキリアン・エンバペやバルセロナのラミン・ヤマルといった有力候補を抑えて最高峰の栄冠を手にした。
授与式のステージ上でケインは感極まった表情を見せ、まずはフランス・フットボール誌やバロンドール関係者に感謝の意を述べた。彼は「言葉が出ない」と語り、ロンドンでの受賞は「格別だ」とコメントした。投票してくれた全ての人に対して「本当にありがとう」と感謝を示し、投票が難しい決断だったことを認めた。さらに、彼は自らの道のりを振り返り、トップに立てたわけではなく、レンタル移籍を経験しながら必死に戦い抜いた過程が「平坦ではなかった」と語り、同じような経験を持つ人々にインスピレーションになればと述べた。
同時に、ケインはクラブと代表の合計で最多得点を挙げた選手に贈られるゲルト・ミュラー・トロフィーも受賞した。昨シーズンは国際Aマッチを含めて公式戦65試合で73ゴールを記録し、2年ぶりの受賞となった。これにより、ケインは個人としての実績とチーム貢献の両面で高く評価された。
授賞式後、ケインは次のシーズンに向けての意気込みを語った。彼はバイエルンでのプレーを継続し、さらに高いレベルで競争し続ける決意を示した。イングランド代表としても、2027年の欧州選手権や2028年のワールドカップに向けて準備を進める方針だと明らかにした。今後の試合での彼の存在は、クラブと国際舞台の両方で大きな期待を集めることになる。
