バルセロナは今冬の移籍市場でセンターバック(CB)の補強を真剣に検討していることが、スペイン紙『マルカ』の報道で明らかになった。29日付の同紙は、クラブのオフィスでハンジ・フリック監督と上層部が「今冬のロードマップ」を策定し始めたと伝えている。フリックは、守備陣のパフォーマンスが期待に届いておらず、特にケガ人が多いことが戦術的制約となっていると指摘し、CBの強化に前向きであると語った。
現在、バルセロナはエリック・ガルシア、ジュール・グンデ、チャビ・エスパールらの離脱を受け、アンドレアス・クリステンセンのケガ状況が懸念されている。クラブは、デンマーク人選手が繰り返し負傷している中で、後半戦を確実に乗り切るために十分な戦力があるかを見極める必要があると述べている。さらに、経済面でも「ファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)」に基づく余力が補強の実現可能性を左右するため、アレハンドロ・バルデの去就も注目点として挙げられている。バルデが今冬に退団する場合、バルセロナは新たな選手獲得の余地が広がる可能性がある。
ラ・リーガ開幕9連勝という強さを見せていたバルセロナだが、直近のパリ・サンジェルマンとレアル・マドリードに対する敗北で2連敗を喫し、守備面の弱点が浮き彫りになっている。これにより、今冬の移籍市場でどのような動きを見せるかが注目されている。フリックは、スポーツ面と経済面の両方を慎重に検討しながら、必要に応じてCBの補強を進める方針を示している。
今後、バルセロナは冬の移籍期間に向けて具体的な候補者を検討し、クラブの財務状況と競争力のバランスを取りながら補強を進める予定だ。ファンやメディアは、フリック監督がどのような選手をターゲットにし、どの程度の投資を行うかを注視することになる。
